SUS焼結金属

焼結金属とは

焼結金属とは、粉末冶金法(金属粉末を成形して焼結し金属製品を作る製法)で製作された製品のことを『焼結金属』と呼ぶ。なかでも、多孔質金属である焼結金属フィルターに特化することにより、用途に合わせたご提案が可能です。用途例としては、フィルター(濾過・分離)、サイレンサー(消音)、流体の整流、液体の吸水、バブリング、防爆フィルター(フレームアレスタ)があり、現在も用途開発中です。また、15種類超の材質が焼結処理可能。多孔質金属は何種類も存在し、気孔径のみではなく気孔構造も性能を左右します。

当社の特徴は金属粉末を用いた焼結金属フィルターで全てが開気孔/連続気孔(オープンポーラス)を有する多孔質金属です。多孔質金属には他にも金網を積層し焼結処理を施し、目開きの精度を保持しながら強度も併せ持つ焼結金網、骨格のみで形成されているスポンジ状の多孔質金属、ストレート孔のみでレンコン状に貫通孔が無数に存在する多孔質金属、溶融金属に発泡剤を投入することにより金属に無数の気孔を有するが全て閉鎖気孔/独立気孔(クローズドポア)の発泡金属とどの多孔質金属にも一長一短があり用途に合わせた多孔質金属の選定が必要です。

 

焼結金属・多孔質金属の種類

 

用途に応じた多孔質金属をご提案

当社製作の焼結金属、焼結金網、ファイバー(金属繊維)焼結の主な用途は

1.フィルタリング(濾過・分離)

2.消音(サイレンサー)・流体の整流化

3.液体の吸水・保持

4.防爆フィルター・フレームアレスタ(消炎・逆火防止)

5.バブリングノズル

であり、用途・使用環境により適する多孔質材料、気孔径、寸法形状は変わってきますが当社では各用途でのご提案が可能です。さらに最終製品まで仕上げ可能です。

焼結金属・多孔質金属を表す単位

公称濾過精度

濾過の精度を表した単位であり、気孔径とは異なる。現在、焼結フィルターには統一された明確な規格がなく規程はメーカーにより規程されるため公称値となる。そのため、焼結金属メーカーにより規格が異なる。

 

目開き

通常、金網等の規則性のある多孔質体に使用される単位。線から線までの距離のこと。

 

気孔径

目開きの内接円の内径のこと。