セラミックス焼結フィルター

セラミックス

焼結.comで製作するセラミックスフィルターは焼結バインダーは一切不使用ですので素材のみの特性を活かしたフィルターが製作可能です。 また、通常のセラミックス焼結フィルターは粒径が細かいですが焼結.comは粒径が大きいモノを焼結処理可能なところが最大の特徴としておりますので最大粒径は500μの粒径まで可能です。 セラミックスceramicsの語源はギリシャ語のkeramos(陶器用粘土)で、土から作った土器、焼物などを意味している。この土器は人類が最初に天然素材から加工したものである。その後、徐々に作製プロセスが進歩し、窯で焼く手法が考案され、上絵・下絵技術が開発された.さらに低融点のけい石が発見され、陶器や磁器などの作製が盛んに行われてきた。19世紀後半工業材料として注目された焼物の特性は、何よりも電気を通さない電気絶縁性であった。20世紀の初、磁性体や誘電体としてのセラミックスが見出され、電子工業の発達に伴い、エレクトロセラミックスの開発がさかんになってきた。この頃、セラミックスの原料は天然素材から人工原料へ変化した時期である。1940年代初め、ペロブスカイト型強誘電体セラミックスが開発され、なかにはある温度で抵抗が急激に増す半導体も存在した。その後、超高温セラミックス、超硬質セラミックス、構造用セラミックス、構造用セラミックス、超電導セラミックス、セラミックスセンサなど各種セラミックス材料が開発され(この技術を応用し、セラミックスフィルター・セラミックスカバー・多孔質(ポーラス)焼結体を製造している)、これらのセラミックスはニューセラミックスまたはファインセラミックスと呼ばれている.セラミックスは広範囲の産業分野で使われ、現在では必要不可欠な工業材料になってきている。

セラミックスの特性

セラミックスの機能特性及び用途から、機械・構造材料(高硬度材、高強度材、断熱材、切削工具材料、容器、セラミックスフィルターなど)電気・電子材料(絶縁材、導電材、超電導材、ヒーター、半導体、誘電材、圧電体、センサーなど)磁性材料、光学材料(透光体、蛍光体、レーザー、発行体など)化学材料(触媒材料など)生体材料などに分類できる
金属材料と比較してセラミックスの長所は耐熱性・耐食性・耐摩耗性に優れていることである。耐熱・高強度材料としてセラミックスに求められる条件は、原子間結合の共有性が高く、原子間の結合距離が小さく原子間の結合が強いなどがある。このようなセラミックスでは、共有結合性が高く、熱膨張係数が小さく、耐熱性・高温特性が優れている。高温特性に優れたセラミックスはSiCとSi3N4がある。最近、航空機用エンジンや発電タービンの燃焼効率を高めるため、燃焼温度が上昇する傾向がある。その為、従来のセラミックスより耐熱性に優れかつ高強度のセラミックスの開発が行われている。そこで考案されたセラミックスは微細な繊維を高温・高圧で焼結した有機けい素系繊維状セラミックスで、1,600℃までの耐熱性と高靭性を有する。近年高能率の切削加工の高効率化に伴い、切削時の発熱量が多く、工具刃先が高温になる加工条件が増えている。そこで耐熱性に優れるセラミックス工具が注目されている。切削工具用セラミックスには、Al2O3系、Al2O3-TiC系、Al2O3-ZrO3系、Si3N4系サイアロン(Si-Al-O-N)系などがある。また各種炭化物、酸化物、窒化物などのセラミックスと金属を複合化させたサーメットも切削工具として使われている。

素材形状

セラミックス焼結体に使用する素材形状例

製作実例

サンプルについて

サンプルのご用意はございません.お問い合わせページより必要事項を記入の上,お問合せ願います.