多孔質焼結金属による毛細管現象

香る金属!?~金属から香水の香り~

焼結金属フィルターによる多孔質金属化と、2次加工の含浸技術

焼結金属では一般的に用いられる技術で、含浸という技術があります.その手法を用いて油を染み込ませた軸受け(含油軸受)を製造します. 焼結含油軸受とは,粉末冶金法により製造された多孔質の金属体に潤滑油を含浸させ,自己給油の状態で使用する滑り軸受です. 軸受内の油はシャフトの回転に伴うポンプ作用及び発熱により,軸受内部から摺動面にしみ出し潤滑油膜を形成します. その手法を用いて香水を染み込ませ製作したのがこの芳香金属(香る金属!?)のアクセサリーにしてみました.表面上は一般的な金属にしか見えないのにいい香りがする?? その正体は表面を拡大すると下記の様な目には見えない無数の気孔が存在するからなんです.

香水の代用は様々可能です.
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