焼結金属をM5継手に溶接接合

継手内部に焼結金属フィルターを搭載することにより配管接続を簡略化

焼結技術を応用したオープンポーラス(開気孔)なフィルターを、ニップル形状やMネジ、継手に設置した通称『継手フィルター』。焼結フィルターは耐衝撃性・高い強度に優れたフィルターです。用途や要求仕様により粉末焼結や焼結金網、寸法形状、厚み、濾過精度、素材、材質などを選定可能。接合方法は溶接、カシメ、押さえ式など状況に合わせた接合が可能です。ハウジングからの製作になるので自由設計可能です。

気体(ガス)、液体を導入する際の異物を濾過(分離)など、安定した品質・濾過精度を制御することにより性能・機能が格段に飛躍的に向上し、環境にも配慮された非常に優れた製品になることでしょう。通常品の規格では濾過精度:1μm、2μm、5μm、10μm、20μm、40μm、60μm、100μmの8グレードをご用意しており、圧力損失も各種異なりますので、

また、焼結金属フィルターの特性である3次元的な空隙(複雑流路)を通過することにより大音量の雑音が拡散し、減少することも有名であります。

継手フィルターの製作事例